まずは女の子の顔から。
こちらは、原案を見ながら自分でポイントとなる部分を直接、布の上に描いたもの。
線が太すぎ? ステムステッチ2本どりだとちょっときついかな?思い切って黒の線のみですべてを構成するという手もあります。目は2本どりではつぶれてしまう。
顔の皮膚の部分は色を変えるとおかしい感じ。ここは黒で。
ちなみにこのような方がいらっしゃいまして
すごいです。黒1本でこの表現。スクリーントーンも再現しちゃう。
あー。さんによりますと、線は基本2本どり、1本どり、またはミシン糸で表現されているとのこと。
実際の図案は今回のテストより小さいこともあり、刺しゅう糸1本どりとミシン糸を使うのがいいのかな。
そこで1本どりでバックステッチ、ステムステッチを交えて刺してみた。
1本どりだとどちらでもいけるかんじだ。
目に白が入ると表情が変わる。
それにしてもこれだけだと寂しい感じがするし、なんだか子供っぽい。全体的にしまりもないし・・この図案は本番とは違うし、パグも入るから印象は変化するものの、やはり面=塗りの表現が欲しい。
といって、髪や服をサテンステッチで埋めると重すぎる。さてどうする。
そこで
おおっ。印象が全然違うぞ。これはフェルトを置いただけだが、つまり、アップリケで面を埋める。
左にあるハートが調和しない。グラデーションでかわいいんだけど。
そこで消す。
まあまあ見られるものになったのではなかろうか。ハートがなくなったら顔つきまで違ったように見える。不思議だわ。
次は、本番の図案をテスト刺し。とりあえず黒1本でストイックに刺して、線の太さの調子を見る。