Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Op.10 テスト刺し1回目

まずは女の子の顔から。

こちらは、原案を見ながら自分でポイントとなる部分を直接、布の上に描いたもの。

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線が太すぎ? ステムステッチ2本どりだとちょっときついかな?思い切って黒の線のみですべてを構成するという手もあります。目は2本どりではつぶれてしまう。

顔の皮膚の部分は色を変えるとおかしい感じ。ここは黒で。

 

ちなみにこのような方がいらっしゃいまして

twitter.com

すごいです。黒1本でこの表現。スクリーントーンも再現しちゃう。

あー。さんによりますと、線は基本2本どり、1本どり、またはミシン糸で表現されているとのこと。

実際の図案は今回のテストより小さいこともあり、刺しゅう糸1本どりとミシン糸を使うのがいいのかな。

 

そこで1本どりでバックステッチ、ステムステッチを交えて刺してみた。

1本どりだとどちらでもいけるかんじだ。

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目に白が入ると表情が変わる。

それにしてもこれだけだと寂しい感じがするし、なんだか子供っぽい。全体的にしまりもないし・・この図案は本番とは違うし、パグも入るから印象は変化するものの、やはり面=塗りの表現が欲しい。

 

といって、髪や服をサテンステッチで埋めると重すぎる。さてどうする。

そこで

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おおっ。印象が全然違うぞ。これはフェルトを置いただけだが、つまり、アップリケで面を埋める。

左にあるハートが調和しない。グラデーションでかわいいんだけど。

 

そこで消す。

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まあまあ見られるものになったのではなかろうか。ハートがなくなったら顔つきまで違ったように見える。不思議だわ。

 

次は、本番の図案をテスト刺し。とりあえず黒1本でストイックに刺して、線の太さの調子を見る。