Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

ベケット氏の2番花

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トーマス・A・ベケットの2番花。

最初の花よりも大きく、形よく咲いた。レモンのさわやかな香り。まだまだつぼみがあるのでしばらく楽しめそうだ。

今回のつぼみが終わったら花は咲かせないようにして秋まで持っていく。とにかく株をさらに大きくさせることが先決。

花は株が充実したらもう少し大きくなるのではないか。新苗の2番花でこの勢いとは恐れ入る。とにかく元気なのがとりえのベケット氏。

 

これが自分が最初に手にしたイングリッシュ・ローズなのですが・・花の印象は砂糖菓子のよう。ラデュレのケーキみたいな感じ。異様なくらい鮮やかかつ繊細。ディジタルっぽいというのか・・。美しいことは大変に美しい。だが私のテイストではないww 作りこみしすぎた美人であり、咲く場所を選ぶ気がする。我が家のようなボロ屋にお出ましするような方ではなく、パブリックスクール出身の方と結婚してスローンスクエアでしか買い物しないインテリアデザイナー(顧客は友人の紹介のみ)、みたいな感じ。

 

どちらかというと、荒れ気味のお庭にぽつりと咲いているようなバラが好きな自分なので、やっぱりイングリッシュローズには手を出さないほうがよいようだ。

大体鉢植え苗がが20ポンド以上とか高すぎる。

ただグレースは、実物を見た限り周りの草花と溶け込むように育てることができそうな気がするので、これはフロントガーデンに植えようと思う。

フロントはあくまでも他人に見てもらうために作っているので、作りこみ感があってもよい。

 

今日は朝5時からせっせと穴を掘って、ボーダーのエリアがほぼ完成した。

ただ水はけがよろしくないのでラベンダーがついていけるかちょっと心配。明日もう一度耕したところで植え替える。最高気温が29度、苗がしおれかけてきたので段ボール箱で作ったトレイに仮植えしておいた。

またガウラの花が咲き始めた。ゼラニウムは相変わらずひょろついて形が悪いが新芽が出てきたので弱っている葉は思い切ってカット。何とか夏の終わりまでに花をつけて種を飛ばしてくれますように。

ヤグルマギクは2回目の種まきが成功して複数芽が出て成長しつつある。秋までに花が見られると良いのだが。いずれにしてもこのエリアはツゲを引っこ抜いて大改革を行う予定で、ヤグルマギクはあくまでも今年だけのお楽しみ。