Tortoise Bar

英国園芸日記

バラ3つ

ああ・・

10月まであと2日あるというのに・・

 

 

また買い物してしまった。破産が近い。

 

ピーター・ビールスのサイト見たら、セールにさらに品種が追加になってまして・・35%オフ、これは結構大きい。月末ぎりぎりになってメニューを増やすとは反則。

来年の自分よ、よく覚えておくように。ピーター・ビールスは9月が大セールだ。しかも随時品種が追加になる。予算確保しとけ。

 

しかし日本のバラ好きさんは、本当によく買い物してはりますなあ・・ロザリアンはみなお金持ちなのかもしれないわww それも苗だけでなく防虫剤や病気対策などの化学薬品も大量にお使いだし、肥料もあれがよいこれがよいと・・それでよいのかしら?? 

 

私はめんどくさいので 爆 防虫や病気予防は基本的にしない。虫は少しくらい食われたところでバラが枯れることはない。病気は土の問題なので、これを改善しなければどうにもならない。まぬ犬もいることだし化学薬品はできるだけ避けたい。

 

あとめんどくさい人は 笑 とげの少ないバラを選ぶことだ。

ミセスジョンレインも、アイスバーグも、とげはほとんどないのでお世話がしやすい。

これはどういうことかというと、ちょっと花の様子を見たいとか、病気の葉を取りたいときに素手で用が足せる。だからすぐに処置できる。

 

トーマスAベケットさんはとげが強烈。うっかりさわるとめちゃくちゃ痛いです。手袋していても痛い。もっともこのバラは、修景としてしか考えておらず、あまり真剣にお世話する気がないから気にしていない 爆 

 

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これだけだと可哀そうなので花の咲いているところ。実際の色は濃い赤~ピンク。

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このレモン系の香りが良い。外に出るたびに香りがしていい気分になる。さらに株を大きくして形が整うまでは見苦しいが我慢。

 

バラで難しいのは、花単体で見たら、素敵! と思ったけど、実際育ててみたらなんだか違った・・ということが結構あることで、じゃあ剪定や誘引で形を整えればいいのでは、と思うかもしれないがこれがそう簡単ではない。

 

バラは基本的に高いところに花を咲かせる習性があるので、剪定で切り詰めるとそこには花が咲かない。誘引は、思ったところにシュートを伸ばしていくのがこれまた大変で、さらにトゲが猛々しかったりすると全身傷だらけになるそうだ。そうだ、と書いているのは、私は誘引をやったことないしこれからもやるつもりがないからだ。もちろんめんどくさいからですよww 

 

めんどくさい人は、つるバラを育ててはいけません。購入検討時にクライマー、とあったらどんなに素敵そうでもあきらめる。

しかしバラは基本的にはつるっぽく育つものなので、なんでも大株にしてしまえばつるのような風情になる。うちの大株アイスバーグもそうですわ。

 

ということで選択肢はシュラブ、ハイブリッドティーフロリバンダのどれか。いずれも基本は誘引なしで育てられる。

 

ハイブリッドティーは花を単体で見て楽しむものなので、樹形はいまいち。あの花だけに存在感がある、というのが庭の中で浮いてしまうので使い方が難しい気がする。もともとバラのコンクールに出すためのものだったので、花にすべてが集中してしまっているのは仕方ないところ。

 

フロリバンダは花束という意味で文字通り花つきがすごくよい。このカテゴリーは割と新しいもので、モダンローズがほとんど。モダンローズが好きならフロリバンダから選べば間違いなし。しかも春から秋までずーっと咲いて、放置しても咲くので、好みの花があればここから選ぶのが一番楽であろう。流通量も多いので有名な品種は価格も安かったりする。アイスバーグもこれ。

 

上の二つに当てはまらないものがすべてシュラブのカテゴリーにぶちこまれております。

ここは、バラの起源に近いような古いものからモダンローズまで千差万別。シュラブといえどつるバラとして育てられるものもある。誘引したくないなら150センチ以上になるものは避けたほうが無難。

 

だがね・・ 特に21世紀のモダンローズのあのキラキラ感はちょっと苦しい。病気しない・花がいっぱい咲く・香りが良いの3つの条件を満たさないと近年のカスタマーは満足しないそうで、それらを満たそうとした結果、葉っぱがぶ厚くてダルな緑色だったり、数年で巨大化したり、とバラ本来の持つ繊細さがなくなりつつある。

 

バラって花だけ見るものではなく、樹木として全体をめでるものでもあるので、花がきれいでもそれ以外の部分がどっかーん! だと、それはちょっとなあ・・ と思ってしまう。

よく行っているウォールドガーデンみたいな広大な場所ならば、それでも他の植物となじませる方法はいろいろあるのだが、個人宅ではそういうわけにもいかない。

 

ということもあって、オールドローズとよばれる20世紀初頭くらいまでのバラを育てたいなと思っているわけです。和風な感じで、詫び寂びの世界。とげがない品種が多いのも、ものぐさには嬉しい。

 

フロントガーデンは、しょっちゅう外に出て見回るということもできないし、タフで手入れが少ない植物が基本。バラを植えるなら繰り返し咲きで強健、となればモダンローズ一択。そして盗まれてもいいくらい、あまり思い入れのないもの。今のところそのような被害は近所では聞かないけど、花を折られたりなど起こる可能性はある。

 

でも本当にアイスバーグはおすすめ。このバラを植えている庭はとても多い。

今年は秋の花が大量に咲いたので、かすかに香るようになった。できるだけ剪定しないで、広い場所を確保して大きく育てるというのがバラ本来の育て方なんだろうと思う。

 

今回買ったバラ。

非常に質の良い土で2年育てられた苗で、鉢に入って来るので、新苗よりもコンテナ苗のほうが結局はお得な気がする。ただすべてのバラがコンテナ苗で買えるわけではない。

 

マルメゾン宮殿の思い出(ブルボン)

そういえばバラの庇護者、ジョゼフィーヌ妃の愛犬はパグですよww

オールドローズの代表的な花の一つ。

himenobaraen.jp

 

ファンタン・ラトゥール(ケンティフォリア)

マネやモネと同時代人だった画家にちなんで。

バラ本体も美しいがこの人の静物画素晴らしいね。すごく昔の人のように思うが、亡くなったのはちょうど今私が住む町ができた頃、と考えるとそんなに遠い昔の話でもなく思えてくる。

日本だとつるバラ扱い。日本は暖かいのでバラも巨大化しやすい・・というが、短期では大きくなっても虫害等で長年維持できないことが多いので、結果的には英国のバラのほうが大きくなっているんじゃないか。

 

アーヘン市への挨拶(フロリバンダ

フロリバンダ扱いですが作出されてから120年くらい経っているのですでにオールド。祖母が生きていたらこのくらいになるのか・・人は死んでも花は残るのね。季節によって花の色が変わる。

アーヘンはアクアの意味でローマのころからの温泉がある高級保養地。草津とか・・そんな感じ?(違うww) イギリスのバースはいいところだ。また行きたい。

himenobaraen.jp

 あと我が家になくて追加したいのはティー、アルバかな。それはまた来年・・。