Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

DIYと庭仕事の新年

2021年がやってきた。

元旦は初雪が降った。

天気がぱっとしないので一日DIY。かなりはかどって予定通り、壁に石膏ボードを貼り終えた。これが終わると、夫の仕事はしばらくの間、細かい作業のみになるので私も他のことができる。

 

2日目は天気が回復したのでガーデニング

植えつけたビバーナム・オプルスとファンタン・ラトゥールのまわりにネットを設置。これで折られたり、根元を掘られたりすることがなくなるから一安心。

ビバーナムはこのロケーションで根付くかどうか不安だが、やれることはやった。

 

このドライシェードのエリアには、新苗の季節になったらアルバ系のバラを3本植えることに決めたので、それまで土壌の改良をすべく、自家製堆肥を入れてこつこつと作業していきます。これから7月の終わりまで堆肥の素を埋め続ければ、12月の初めには準備ができているはず。

 

アイスバーグのまわりにだしがらをまく。こちらで売られているボーンミールの代用。

 

フロントのボーダーがどんどん花壇らしくなってきた。

地上部がほとんどなくなってしまったエキネシアに簡易wigwamを設置。間違えて踏んづけたりしないように。

トーマス・A・ベケットにトップローズをすき込んで、地表を覆っていた布をついに外した。

 

ヒューケラと、もう1株残っていたキャットミントを空いたスペースに植えつけて、最後に抜いたツゲの木のエリアの整備。不要な土を袋に詰めて堆肥を作る準備をしておき、どうにも取り切れない根っこの塊を捨てた。でもまだまだ細かい根っこが残っている。今月中にきれいにしてバラを植えてしまう予定。

 

もうひとつ家の近くにあるボーダーの雑草をとって終了。ここには今ラベンダーとガウラ、こぼれ種で大きくなったコーンフラワーの大苗2本が成長中。コーンフラワーは1年草だと思っていたのだが、霜にも負けず強烈な大株に育っている。グラウンドカバーのつもりでこのままにしておく。

 

夜はあまってしまったとりのもも肉でなんちゃって参鶏湯を作ってみた。

くこの実となつめ、もも肉、スペインのリゾットライス大さじ2杯、干しシイタケがないのでポルチーニ、夏に作った干しあんずの汁につけておいたしょうが、スプリングオ二オンを入れて30分ほど煮る。

・・むちゃくちゃおいしかった。しかも、スープだけ飲んでなぜかおなかがいっぱいになった。クコの実となつめのセットがあるといろいろ遊べるのでおすすめ。

 

3日目の今日・・これでお休みもおしまい。

これからはまた早起きして、朝走る日常に戻そうと思う。朝一番に運動しないと、どうも調子が狂う。ランチタイムはあくまでもバックアップということで・・

 

ヒューケラの植え替えの時にぽきっと一部が折れたので、ためしに挿し芽してみることに。

 

奥様を置いていた50センチの鉢、試行錯誤の上、バックガーデンで布ポットで育てていた水仙・タリアに置き換えた。球根とこの布ポットとの相性は良いようだ。バックガーデンである程度育てた植物を見ごろになってきたら入れ替えるシアター形式でやってみよう。とはいえ水仙、花が咲くのはどんなに早くても2月下旬くらいからかな。

 

あとは宿根草の枯れかけたところを整理して、ルリアザミとチャイブにもウィグワムをつけておいた。チャイブは少しずつ新しい芽が出てきてびっくり。やはりネギの仲間は丈夫だわ~。

 

この休み中は、まぬ犬どもを膝にのせてひたすらWarranderを観ていた。

スウェーデンドラマをイギリスBBCでリメイク、大胆な発想。でも撮影はスウェーデンで行っている。イギリス英語でこういう言い回ししないよね? と思うところがところどころあり、それは意図的に元の言語に合わせた表現にしているのではないか。

 

小さな町の生活を通じて21世紀の人間が抱える問題がいっぱいあぶりだされてきて非常に面白いのだが、それよりもこのスウェーデンのインテリアがめちゃくちゃ魅力的。気になって仕方ない。そして風景が美しい。こんなきれいな土地で素敵な家に住んでいたら悩みなんかなくなりそうなものだが、そうもいかないのか・・。

 

 

サラ・レーヴンの新しいカタログとガーデンイラストレイテッドの2月号を見て妄想にひたるお正月であった・・ 明日から仕事。もっと休みたかった・・しくしく・・