記念すべき第1作 笑
景品でもらったバッグに刺してみた。サテンステッチとアウトラインステッチだけの技術いらずの作品。
細かいところはいろいろ問題あるんだけど、小さい刺繍のいいところはアラが目立たない。失敗してもカバーしやすい。
単色のみの刺繍というのも渋くていいね。
トレーシングペーパーがないので、ベーキングシートを使用し、図案は購入したデジタルブックを開いて画面に直接ベーキングシートをあてて、マスキングペーパーではりつけてからなぞってみた。光が透けるからこのやり方で小さいものなら十分行ける。
だがしかし、布→チャコペーパー→図案の写し(トレぺ)→薄手のプラスチックシート(セロファンなど。これもないので、ファイル用の透明の袋を使用)の順でやってみたら、肝心の布に全くコピーされず。
トレーサーはインクがほとんどでなくなったボールペンを使用。
最終的に図案を見ながらトレーサー代わりのボールペンで布に直接絵をかいて、それを刺繍した。
刺繍そのものよりこの図案を写す作業が面倒だわ・・。でも図案がきれいに引けてないと仕上がりがいまいち、その点ではこの刺繍も超いまいち 笑
代用品ばかりで、そもそも刺繍糸ではなくうちにあったカラーの木綿糸と針を使用しているし、つまり刺繍とは、こんな小さな作品でよければ、刺繍枠さえあればすぐにできる。刺繍枠自体は3ポンドくらいからあるので、お金もかからず、いい趣味である。
刺繍糸とは絵画における絵具であるから、良いものを使えば発色や扱いやすさが違うであろうし、DMCだって高いとはいえ1本1ポンドもしないので、中期の目標であるパグの刺繍の際は、DMCの糸デビューする予定である。
その前にいくつか単色の刺繍と花の刺繍をするつもりなんですが。小さい刺繍でも十分楽しい!
ベストセラーのこの本を買いました。あんなす先生こと川畑杏奈さんの監修で、この本のほうが初心者にはおすすめかも。失敗例があるのがわかりやすい。そして、図案が素敵。
当初の目的であった立体刺繍は、花びら1枚と葉っぱ一枚を練習で作ってみて、今の腕前でどんな感じになるかを見てみる予定である。
刺繍は、埋める面積が大きくなるほど腕前が問われるので、花びらをサテン、そしてロングアンドショートで美しく埋め切れるか、少々練習が必要。
子供の頃、手芸とかお菓子作りにいまいち興味が持てなかった理由の一つに、女の子の趣味として強調されていたってことがあったと思う。自分はじっと座って家で作業をしているような、おとなしい、かわいい女の子じゃない、という反発もあった。これはわが娘も今、同じことを感じているそうである。ガーリーな格好や趣味=おとなしくてかわいい女の子、では必ずしもないのだが・・笑
でも、心の慰めとして、何かを育てたり、きれいなものを作ってみたりするのは、ジェンダーに関係なく、やっぱりすばらしいことなのである。
小さな刺繍なら邪魔にもならないし、何より自分の庭に植えられる植物には限りがあるので、自分だけのお庭=布の上で自由に好きな花を作り出せたら嬉しいなと思ったわけです。
次の作は、単色で、野原に咲いているアンジェリカやアンミ風の実の刺繍。これはすぐにできあがりそう。