10月はガーデニングの新年に当たるらしい。
ここでやっておくことが来年の基礎を作る。と、モンティ・ドン氏が語っていた。
が、モンティさん大丈夫かな~。今年、急に年齢の影が見えるようになってきた。
片足のみに体重をかけている姿勢は、膝が結構悪いことをうかがわせるし、背中も曲がってきているのが見て取れる。
来年も続投するのだろうか。
あと、同じくBBCのガーデナーズワールドのプレゼンターの一人であるアダム・フロスト氏、キツネ狩りするクライアントとご一緒していたそうで、野生動物を守れ、環境を守れの主張はどうした、と叩かれており、それを擁護するような発言をしてしまったモンティ氏もちょっと波紋を呼んでおります。
ガーデンデザインのクライアントは金持ち、大地主、であれば当然キツネ狩りもやるでしょう。キツネ狩りするからお庭のお手伝いはできません、とは、言えないだろうなあ・・。
閑話休題、今月は思い切って整理中。
植えてあるすべての植物が輝いて見えるようにするには、絞り込むしかない。
また、庭そのものの構造をしっかりさせるため、エッジング、芝の植え替え、オベリスクなどの導入を来年はやりたい。
1つ1つの植物の手入れをしっかりするためにも数を減らし、水やりが大変な鉢植えは極力減らす。
残念ですが以下は処分。
- ワイルドストロベリー(2鉢あるので1つにした)
- アップルミント2鉢(なぜか我が家では風味が飛んでしまっていた)
- チャイブ2鉢(あまりにもぼさぼさ&風味がなくなった)
他にも何か処分した気がするのだが・・・はて?
メリハリをつけるため、1年草をベースにした寄せ植えの鉢植えは来年も作るつもり。
鉢がだいぶ余ったので、球根を植え付けた。
M&Sに行ったら安売りしていて衝動買い。
チューリップは1年しか持たないから、花が終わったら処分。2年目以降の花は基本的にはまともに咲かない。クロッカスは花を見てから考える。
景観を維持しようと思ったら、手を入れることは欠かせないし、それには処分も含まれる。
1年で処分になるものは購入しないようにしたいところだけど・・バックガーデンの片隅に活けこむのがいいのだけど、水仙もチューリップも毒があるのでまぬ犬のためにNG。
球根植物は、花は美しくても葉っぱがだれて見苦しくなるものが多いので、アリウム以外は植える気なし。
「この穴は私が掘ったのではありません」
まもなくバラの新苗が届く予定なので、急いで穴掘った。ここにはセレスティアルを植える。バラというよりほぼ樹木を植える感じ。夏にしか咲かず、基本放置で秋は実を楽しむ。
本格つるバラであるスパニッシュ・ビューティは、鉢と決まっているので問題なし。
ヘリテージの位置が決まらず困っている。アイスバーグの隣に植えるつもりが、年々見事になり、下手な植え込みで台無しにするのも何なので・・。
仕方ないので当面は鉢植えにでもしてしのぐ。
バラは、最後に挿し木したグレイスが100%発根して、3本育て中。
やはり挿し木は8月末から9月の頭くらいに行い、土を100%バーミキュライトにするのがいいのかも。ミリオン入れるとたしかに水に苔が生えてこない。これも効果大。
この挿し木の鉢だけでも、ニュードーン(仮)1本、クレアオースチン(仮)3本、グレイス3本、とあるので、とても全部は育てきれない。最も良いものを選抜するしかない。
一方今年もBBCでのバラの挿し木方法は、適当に切って葉っぱを一番上だけ残したら、水はけのよい土で畝にしておいた地面にぶすっと挿してあとは1年放置・・だけだった・・そんなバナナ。
でも、ピータービールスの解説=種まきから出荷までのサイクルを見ていても、やっぱり同じことやっているので、プロだったらこれで成功するってことか。信じられん。
そういえば書いてなかったが、今年は梨もりんごもびっくりするほどおいしかった。
特にりんごは、クリスピー、適度な酸味と甘さがあって、こんなにおいしいのはなかなか手に入らないんじゃないか。アブラムシと格闘したかいがあった。
またしてもBBCガーデナーズワールドでアブラムシの研究でPhDやっている人が語っていたのだが、アブラムシ対策に効果的なのは、見つけ次第潰す。そうすると、アブラムシがストレスから出す匂いに惹かれて天敵がやってくるので、手で潰すのが良い、とのこと。
といっても灰色とか黒とかはあまりに量が多いので、潰すのも阿鼻叫喚・・。
緑色のヤツは大したことがないので最近は手潰しの刑で済ませてます。
来年は去年から持ち越している種をまく、これだけでも結構なボリュームがある。
トマト、そしてチリはとても楽しめたので来年も育てる。チリは花も可愛らしく、色づくまでの様も面白く、料理にも使えるということなし。
適度に1年草の苗を利用しつつ、今あるバラと宿根草をしっかりお世話して、よりきれいに見える庭にしていきたい。