Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Monmouth Coffee と Allpress

自分で作るエスプレッソがとても気に入っているこの頃。

マシンを温めたり、温めなかったり、お湯を電気ポットにしたり、沸かしたものにしたりといったことだけでも味が違う。

 

再現性にこだわって条件を一定にし続けてもいいのだけど、ランダムに入れて「今日はこれか~」みたいなのが結構楽しい。

 

Monmouth Coffeeはコーヒー好きなら誰でも知っているロースター。

店に行って、酸味の少ないのを、といってお姉さんにおすすめされたのを2種類買ってきた。

www.monmouthcoffee.co.uk

 

定番のエスプレッソブレンドと、ブラジル。メモのため写真を貼っておく。

終わりかけで袋がしわだらけで失礼。

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ブラジルのほうが香りが良い。しかし、エスプレッソブレンドのほうが味に深みがあるというか、いろいろな層がある感じで楽しめる。

このモンマスのエスプレッソブレンドはイギリスのいろんな店でも使われてますね。飽きがこない、香り良し、値段もお手頃、さすがベストセラーだけのことはある。

 

スペシャリティコーヒーブームで、専門店から買うと250グラムで10ポンド越えくらいが相場。モンマスコーヒーはそこまでスペシャルじゃないせいか、7ポンドからと値段も良心的。

 

コーヒーを飲む頻度にもよるが、250グラムで大体10日~2週間くらいの量。今回は贅沢に水出しコーヒーを作ってみたり、あえてハンドドリップにしてみたりと散々楽しんだので、3週間で500グラム使い切ってしまった。

 

これが、スーパーで売っている豆になると、値段が約半額になるんですね。同じ量で3ポンドくらいから。

 

専門店は、焙煎日が決まっているので発送もこの日しかしないとか、豆によっては挽いて販売すると味が落ちるので自分でやってくださいとか、そのくらい厳密。

 

それで・・ 

オフィスに行っていれば、専門店のコーヒー買い放題だったのが、またしばらく自宅からのお仕事に戻ってしまった。最近のUK事情、あまりよろしくないので・・

 

ネットショップで何でも買える、とはいえエスプレッソに関してはこだわりの店だと挽いて売ってくれないところも多い。時間がたつと味が変わってしまうのでダメなのだそうだ。極細挽きにしなければいけないので、グラインダーを買おうにも50ポンド以下の物ではまず対応できない。

 

 

 

 

エスプレッソで挽いて売ってくれるところで探して買ったのがAllpress

日本にも店あり。オージーコーヒーの草分け。

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uk.shop.allpressespresso.com

 

 

まずKrishna Giri

こちらはハンドドリップ。

Walnut, dried fig, hint of nutmeg 

www.google.com土地を想像しながら飲むのが面白い。コーヒーってこういう楽しみがあるのか。

 

確かにクルミの風味はあるのと、かすかに甘い。

しみじみおいしい。

 

エスプレッソブレンド

ちょっと期待外れ。味が薄くて特徴が感じられない。エスプレッソとしてはNG

ハンドドリップにしてみたらいい感じ。あと口の苦みが上品。いける。

 

2つとも、普段気軽に飲みたいというには飽きが来なくていいかも。バランスが良い。飲んでいるときよりも、飲んだ後がすごく良い。香水で言うラストノートが効いている感じ。エスプレッソとしては今一つ。

 

Allpressのコーヒーはイタリアンのチェーンcoco di mayaで出しているので飲んだことがあったな。あまり印象に残ってない。バイトバリスタではその辺のお店と変わらなくなっちゃうからな・・。

 

さて次はどこにしようかな。