Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

やっぱり名店、Monmouth Coffee

近くまで行くことがあったのでモンマスコーヒーで豆を買ってきた。

 

この間、スーパーで買う豆にもいいのがある、と紹介したのですが

 

madamtortoise.hatenablog.com

やっぱりお勧めしない。

確かにエチオピアらしいフレーバーがちゃんとあるものの、すごく苦みが出て、気分が悪くなることも・・ おそらく加工処理がうまくできていない。

 

こちらは100グラムあたり3ポンドですが、モンマスコーヒーで買ってもいずれも3ポンド台、それなら、モンマスコーヒーで買うほうがずっとよい。

 

店員さんがみんな笑顔で気持ちよく接客してくれて、お勧めの豆を教えてくれる。ロンドンのコーヒーショップの老舗ですが、いまだに人気が高いのも納得。バラマーケットのお店は日中は席を見つけるのも難しいほど。

 

お店には毎月のメニューが置いてあるのでそれを見ながら注文。

これ↓

エスプレッソやデカフェも含め、17種類あります。

 

ライトローストのおすすめとして

Suke Quto-Tesfaye Bekele(エチオピア、ウォッシュト)ーオーガニック

エチオピアなので豆は原種、Kurume&Welicho

 

あと、ミディアムだけどバランスが取れておいしい、と店員さんが勧めてくれた

La Divina Provicencia- RoBert Samuel Ulllova Vilanova(エルサルバドル、ウォッシュト)こちらはオレンジブルボン

 

それからフィルターを頼んだら、ライトローストでこれが飲めるよ、と出してくれて気に入ったので追加で買ったのが

Tessema Edima-Tessima Edima(エチオピア、ウオッシュト)豆はDega&Welicho

 

いずれも100グラムずつ買えるのがうれしい。オンラインでも100グラムから買える。新鮮なうちに飲み切れて、いろんなものを試せるし、とても助かる。

 

家でもいろいろなやり方で淹れてみました。お財布にやさしく、普段飲むにはいずれも非常においしく、まだまだ淹れ方を試行錯誤中の現在、ちょうどいい感じ。

 

Workshopなどの本格スペシャリティのロースターに比べると、このレンジのコーヒーで淹れるほうが、出来栄えに差が出ると思った。

 

高品質な豆は、基本さえ押さえていれば高い確率でおいしいコーヒーを飲むことができるのに比べると、このミッドレンジの品質の豆だと、ちょっとした差で味にばらつきがでてしまうようです。それが腕試しにはぴったり。

 

写真撮るの忘れてしまったのですが 笑

 

コーヒー注文すると、紙コップはしばらく前に廃止され、陶器のマグで出してくれます。飲み終わったら返すしくみ。マグに注文した豆のタグがつけてありました。マグを返さない人がいるんじゃないかと心配になるのですが・・ダメージを上回る数のお店のファンがいるってことなんでしょうね。

 

家で淹れて最もおいしかったのは、店員さんが勧めてくれた、ミディアムローストのLa Divina Providenciaでした。自分では思いつかなかったものが良かった、っていいですね。お店に行く価値があります。

 

お客さんが「昔飲んでおいしかった豆がまた入荷されてきてうれしいね!」なんて店員さんと話していたり、長いお付き合いをしている人が多い。

 

こちらが農園の風景。こんな山の上に湖があるのか(カルデラだよね)、いいなあ・・

 

"The Divine Providence" という名前もいい。

Everything happens for a reason, ... The Divine Providence is sometimes used as a source of comfort in difficult times, as it offers a sense of hope and assurance that there is a higher purpose behind everything that happens.