Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

TIMEMORE C2 Max と金属フィルター

コーヒーグラインダーを買おうか買うまいかと悩んで1年以上・・

いろんなものが爆上がりするであろう4月よりも前に買ってしまうことにした。

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全世界席巻中のTIMEMOREにしました。

グラインダーは、電動か? 手動か? がまず大きな選択の分かれ目。

 

手動の、

場所を取らない、一応持ち運びできる、静か、電動よりは安い(自分が何をしたいかによる)

 

が、デメリットを上回ったので購入。

手間がかかることで、コーヒーの飲み過ぎを防げるのではと思った。

 

最終的に、家で飲むならフィルターが中心(エスプレッソは、道具の問題でどうせなんちゃってにしかならない)であること、最大でも30グラムまで挽ければ十分・・ ってことで、表題の通りC2 Maxにしました。人気のない白だったため、送料込みで60ポンドとお得でした。

通常のC2ならもっと安くて、40ポンド台からあります。

 

欠点。

底の塗装がすでにはげた 爆 

ふたのところがぴたっとはまらないというか・・こつがいる。こういうところはポーレックスのほうがきっちりしているのだろうと思う。

おしゃれとか高級感が、とか言われているが、そうか? って感じですね~。

挽くときは底にペーパータオルなど柔らかいものを敷いて使うことを推奨。

 

しかしこの値段ならいうことない。

評判通り、サクサク、気持ちよく挽ける。エスプレッソ向けの細挽きには向いていないというけど、家でなんちゃってエスプレッソ飲むには十分すぎるほど細かい。

 

Timemoreの最高機種だと軽く150ポンド越えになるのですが・・正直そこまでは不要。フィルターなら、豆の段階で挽いてもらって届けてもらうこともできる。

 

スペシャリティコーヒーの場合、豆であっても開封後3週間で飲みきってくださいとしているところも多い。あらかじめ挽いてもらうのと1週間しか違わないので、ロースタリーでグラインドしてもらうのも手だと思う。

 

夫が「癒される」といって挽きたがるので、代わりにやってもらっております 笑

 

あとですね、クリックして合わせるというのが最初はよくわからなかった・・私だけ?

ハンドルをセットした状態じゃないと、クリックできないので注意。

反時計回りに動かしていくと、それ以上進まなくなるポイントがあります。それがゼロ地点。

そこから時計回りに1つずつカウントしていきます。

エスプレッソ用でも家庭のなんちゃってなら10で十分です。私には違いが分からなかった。

 

日本で人気があるのはスリムタイプで、ハンドルがたためるもの。

別にどうでもよくない? と思ったんだけど、実はハンドルが意外と邪魔で、ひっかけて床に落としたことも。少しだけ気をつければいいことだけど・・ 

 

ただし、スリムタイプで使用されている刃と、C2シリーズの刃は少し違うそうで、フィルターメインならむしろC2のほうがいいかも、ってことだったのでお安いC2にしてみました。

 

非常に詳しいレビューをされているのはこちら。

参考にさせていただきました。TIMEMOREの他の製品の記事も面白いです。

www.build-on-strength.work

TIMEMOREはジェームス・ホフマンのレビューではあまり評価が高くなかったですね。

www.youtube.com

ここで取り上げられているイギリス発のコーヒーグラインダーKNOCK もちょっと興味あり。ですが、TIMEMOREのほうが一応企業としての歴史も少し長くグラインダー以外の製品も出している&グラインダー自体の見栄えが良いので、こちらのほうがいいかなと。

 

KNOCKは時々B級品(塗装がダメとか)や他のフィルター等とバンドルしたセールをやってます。見かけが好みじゃないのでやめておきました。

 

 

これはいいですね。ポーレックスより安いし、ポーレックスよりも切れ味が良い。とにかくガンガン使えばいいのでは?

1年も使えば外飲みを考えると元が取れる。次は白は買わないけど・・おすすめです。コーヒーグラインダー買うのに悩んでいるならまずは、この手ごろなC2買って試してみるといいと思う。

 

また、金属フィルターを買ってみました。

Cores Gold Filter Brewerwww.hasbean.co.uk

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これも結構いい。フィルターペーパーがいらないのが便利。粉が入る分、コーヒーにとろみが出て、それがいい感じ。違った味わいで飲めて新鮮。フレンチプレスとフィルターのいいとこどりと言われている。

 

今回は、Hasbeanから豆を購入。上記のコレドのフィルターもこちらから買いました。

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Jail Break Blend(エスプレッソ用)

このブレンド、普段飲むのに手ごろでいい。お財布に優しい値段で飲みやすい。

深煎り・細挽きが好き=エスプレッソ用の豆を買ってフィルターで淹れるといいのだということに気づいた。

もうひとつのほうはまだ開封していないのでいずれ。

 

Hasbeanはところでサイトを大幅リニューアルし、なんというか、PlotとWorkshopをそれぞれコピーしたような内容になってしまった。

上の写真の、特徴的な赤のパッケージはもうありません。

 

コーヒーの風味に関してはWorkshopのコピーライティングがすごかったのだが、同じ人に書いてもらうことにしたのだろうか、と思うくらい似ている。

デザイン面では、最近のおしゃれロースタリーはこうだよね・・ の典型で、逆につまらない。

珍しい豆を、比較的リーズナブルに提供、というところが変わらなければいいのだけどね。経営が変わったはずなので、投資元からいろいろ言われたのかも。

 

次はロンドンロースタリーの御三家のうちのPlotから何か買ってみよう。