Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

気持ちの良い日々が続く

お庭は、一休み中。バラや、切り戻した植物たちも次のピークに向けて少しずつつぼみができてきた。

 

アーチの根元にバラを植えるべく、穴を掘っている。これが大苦戦中。

どうにもこうにも土が固い。夫に電動ドリルで穴をあけてもらったりしているが、それでもなかなか進まない。どうしても今週中に植えてしまわないと、スパニッシュビューティも、パープルスカイライナーも機嫌が悪い顔になってきた。

 

夢のような色。この青、胸がときめく。デルフィニウムにしかない青。

Delphinium grandiflorum 'Summer Nights'

 

その後ろで咲いているのがペンステモン・ハスカーレッド。これはいい。少し紫がかって見える。

ペンステモンもいろいろあって、スレンダーで花が小さいタイプはいい感じだ。バックガーデンの白のペンステモンは、一つ一つの花が大きいのでちょっと苦手。

 

どうしても決まらないスポットに最終兵器導入。Hemerocalis Stafford 写真は花が咲いたら載せますね。

 

ヘメロカリスは大変人気のある花。アプリコット、オレンジ、黄色など。しかもほぼどのような環境でも栽培可能という。似たような感じでクロスコミアもあって、好きな花だけど、大型化しやすく、扱いに困りそうなのでこちらに。

フロントガーデンはバラの色に合わせてクリムゾンのStaffordを選んだ。

バックガーデンは、より自然に近いHemerocalis Hyperionにしてみた。淡い黄色が咲く予定。

葉の感じも良く、大変気に入っている。

 

さらに白も足したいということで、直立する形の花、Veronicastrum virginicum Albumとガウラに似たミツバシモツケ、Gillenia trifoliataも植えた。ミツバシモツケは和風でも洋風でも使えて、非常に魅力的な存在。しかしバックガーデンは暑いようで・・ full sunでも育つ、とあったのですが、日陰に移すかな~。

 

やっぱりバラは地植えだ・・。地植えにしてはじめて本来の力が出せる。

地植えにして2年目のファンタンラトゥール、いったいどこまで大きくなるのか。また伸びた。シュートもすごい。一季咲きはやはり伸びが半端ない。

 

バフビューティ、ちゃんとクラウンを埋めてなかったので、アーチの根元を掘って出た土でクラウンを埋めたところ、本当に一夜にして芽が吹きだしてきて、新しいシュートも出た。

今年は、ミセスジョンレインからもシュートが出た。このバラ成長は遅いが、最終の高さは1.7メートルと大きくなる。

 

ヘリテージもシュートがバンバン上がる。この環境があっているのだろう。葉っぱがぶ厚くてカールするタイプで、すぐに葉ダニがつく。この手の葉はあまり好きでないのが惜しい。それを除くと、さすがアイスバーグの血を引くだけあって花がいくらでも咲いて、香りも良い。

 

そのお隣のアイスバーグも気持ちよさそうに咲いていて、本当にいつ見てもきれいで、葉も美しく、文句のつけようがない。

バラが最大の力を出せるように、広い場所を用意して、あとはゆったりと育てること。誘引も必要ならやればいいけど、小細工を弄するより本人にお任せするのが良い。

 

挿し木のニュードーンは、今年は花がつかなかったものの、強烈なシュートを出し始めた。ある程度大きくしたら、今あるコニファーの後ろに植えて、そのまましだれさせようかな・・コニファーを切るか、残すか、まだ決心がつかないでいる。

 

鉢植えの数が劇的に減ったため、水やりがあっけないくらい簡単になった。さらに減らしていく予定。

 

気温も20度以下の日が続き、朝夕はひんやりして、やはりイギリスの夏はいいな。お気に入りのワンピースを着て犬の散歩するのがとても気持ちがいい。写真はどなたかの後ろ姿です 笑 こういう広々した景色がいいなあ~。