Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

空気が香る2月

クロッカス・プリンスクラウスの花が咲いた。

投げ売りを買ってきた鉢のヒアシンスは白だった。

 

毎年同じことを書いてしまうのだけど、ヒアシンスといえば「デミアン

書かれてから100年ちょっと経ちました。今の時代背景がまた似通ってきている気がする。

 

バレンタインのバラは要らないといっていたのになあ。

 

しかしこれだけ花が大きいと見事といったらいいのか・・切り花だから香りもない。地植えでこのように大きく咲かせることはまず不可能。

 

ダリア3株を仮植えで鉢に入れ、ユーコミスを鉢に植えた。霜が完全に降りなくなる4月2週目まではこのまま様子を見る。

 

また、まぬ犬どもとの知恵比べ、どこからか穴を見つけて囲いの中に入ってしまうため、金網ネットを追加注文して補強・囲い面積を増やした。それぞれの植物がぞれなりに大きくなるまではこのままにしておくしかない。

 

サルココッカもちゃんと育てれば常緑で、こんなにきれいになるのだ。私にはちゃんと育てられませんでした。こちらはウォールドガーデンの株

 

手に入れるならけちらずに初めから大株にしたほうがよかった。何しろ成長が遅いのでしびれをきらして抜いてしまった。香りも気に入らなかったこともある。

 

 

私の好きな香りは、グリーンフローラルに寄っているようで、バニラ、ムスク、ジャスミン、ハニーなどの甘い、重い系は苦手。ユリもダメ。球根系の植物はヒアシンスとスズラン以外は苦手かな。アイリスは好きだけど、厳密にはBulbではない。

 

ウィンターハニーサックルは、ハニーサックルの通称はあれど、実際の香りは高めでグリーンフローラルだ。本物のハニーサックル自体の香りは、甘く重いので得意ではない。

 

気温が上がってきて風の中にいろんな香りが混じるようになる2月。・・やっぱり沈丁花買おうかな・・ でも今年はこれまでの結果を検証する年。せめて去年植えた株が今年芽吹くかどうかを確認してからでないと場所を作れない。今年は待ちだ。