Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

時は進む

庭主が腕組みしている間にも時は進む。

原種系チューリップが咲いた。

 

バラ・クリムゾングローリーのつぼみ

このつぼみだけは咲かせて、あとは摘んでしまって株を育てるのに専念。

 

去年はトーマス・A・ベケットがこの時期つぼみをつけたのだけど、今年は芽欠きをきっちりやったせいか、まだそこまで成長していない。赤系のバラは芽が出すぎて出開きになりがちな気がする。ほかのバラはここまで芽が吹きだすことがない。

 

今年2月のイングランドは雨水量が少なく、農家に被害が出ているそうだ。

寒かったし、雨も多かったような気もしたのだけど、人間の感覚はあてにならないね。

 

ヒアシンスは5球植えて1球しか花が咲かないようだ 泣

鉢がよくなかったのか・・小学生でも育てられるような植物なのになあ。

寒いところに放置しておいて、植え付けはぎりぎりまで待ったほうが良かったのかもしれない。

 

 

モクレン。ほのかな良い香り。

一家に一本の勢いでどこでも見かける木、それだけ愛されているのがよくわかる。

 

で・・ フロントガーデンの道に面しているボーダーは、やはりバレリーナ2本と、中央にローズマリーか、低木の松の3つに絞り込むことに決定。

 

今ある植物を直ちに移動させることはできないし、この3本で全面を埋める大きさになるまで、数年はかかるので少しずつ入れ替えていく。

 

そう思っていたら・・フロントガーデンのシャクヤクシャーリーテンプルの2株、枯れてしまったようです。

 

去年新しく植えたシャクヤクからは芽が出て、バックガーデンに移し替えたシャーリーは分岐までする勢いで芽が出ているのに、フロントは音沙汰がない。少し掘ってみたが、何も出てこない。どうやら腐ってしまったみたいです・・。

 

芽が出た株の共通点は、浅めに植えたことで、シャクヤクのように耐寒性があるものは、あまり埋めすぎないほうがよかったのか。しかしこれでスペースができたので、ちょうどよいのかもしれない。

 

いよいよ今週末から私の庭も実作業開始です。