Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Assembly その2 エルサルバドルのグリーンティップ・パカマラ

コニロンがやや飲みにくかったので次に移ることにした。

 

エルサルバドルのパカマラ種。ナチュラ

  • Producer — Rodolfo Ruffatti at Finca El Salvador
  • Region — Cerro El Aguila, Santa Ana
  • Varietal — Green tip Pacamara
  • Terroir — 1650 masl, 18-22 degrees Celcius, tropical climate
  • Process — 48-hour cherry maceration

 

パカマラはブルボンとティピカの掛け合わせでできた種類。

通常のコーヒー豆は、7世代目で安定した収穫ができるようになるところ、パカマラは4世代目からと早い。

 

そして、2種類の掛け合わせの結果、新葉がブロンズ(ティピカ系統)と、グリーン(ブルボン系統)になるものがあり、ブルボンの影響が濃いグリーンのほうが風味が良いとされているそう。

 

そのGreen Tip のパカマラが今回の豆。

いつもの基準通りC2目盛り23、クレバードリッパーでの抽出3分

 

これはおいしい。最初はかなり独特な香り。少し魚っぽい・・。

野性味のあるフレーバーで、おしまいのほうはフルーティで甘い。開封したてなので数日後にはもっと滑らかになってくると思う。

 

前回に続き、Assemblyは王道のブルボン以外の豆へのこだわり、野性味、武骨な味わい、という印象かな。ブランドの印象は都会っぽいのですが、あまり神経質に淹れるのではなく、気楽に飲むほうがいいのかも。

 

この豆は面白かった。私のごひいきのPLOTでもあまりないタイプ。また手に入れることはあるかもしれません。

 

追記。

V60で淹れたら目が覚めるようなおいしさだった。はっきりと華やか系。V60のほうがクレバードリッパーよりここまでおいしさに違いがあるというのは初めての経験。

お湯の落ちる速度が一般の豆に比べてかなり早い。挽き目23でもあっという間に終了し3分持たない。この豆はまた買うと思う。