Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

Assembly その1 ブラジル・コニロンを試してみる

Buy Coffee – Assembly Coffee London

有名ロースタリー。

実店舗はブリクストン、ほかにもここの豆を使っているカフェは多いとか。

実は英国ではなくオージー系のコーヒーです。

 

お値段はPLOT並み。

ショーケースの豆は200グラム・18ポンド。

サブスクリプションで200グラム14ポンド相当の豆が400グラムで25ポンド、送料込みとなる。

今回は3つ買ってみた。

まずショーケースの豆、ブラジル・ナチュラ

Fravio Bastianello

 

写真の黒い箱に入っているものです。

 

Conilon Excellence Contest入賞と書いてあるのですが、コニロンはロブスタ種で、高級コーヒーアラビカ種に比べると、一般的に味は落ちます。

 

www.kohikobo.co.jp

 

温暖化の影響でコーヒー産業は今、病気に強く、低地=高温でも収穫できる品種を模索している。その上でアラビカのような高い品質の豆ができるかどうかがカギとなる。

 

挽いてみてビックリ。いつもの目盛り23なのに、ココアのようなパウダー状になる。

 

フレーバーインデックスによると、くるみ、チョコレート、シルキーとある。

 

確かに穀物のような苦みがある。かなり個性的な味わい。カップの終わりのほうになると本当にくるみやチョコレートの香りが強く出てきた。しかし苦い。

 

ということで目盛りを27に上げてV60。ここまで上げても、ココアのような細かさは変わらず、この設定で淹れてもやっぱり苦みが気になる。

 

もっとあっさりでもいいのかもということで、メリタ・アロマフィルター使用、目盛りを思い切って33に上げたら、あら不思議。苦みがきれいに消えて甘くなり、すっきりクリーンな味に。深煎りだから思い切って粗くしないといけなかったのね。

 

ロブスタ種でもおいしいのはこれまでにも経験済みですが、こちらコニロンは、今回淹れてみた感じでは、うーん・・・ ですね。苦みが口の中に残りすぎる。フィルターではなくて高級エスプレッソとして出てくればよいのだと思います。酸味もなく、香りもよいです。

 

Assemblyはもともとオージー系でエスプレッソを得意とするロースタリーなので、この豆は、濃いめ、エスプレッソのイメージでフィルターコーヒーに入りたい人には向いているかも。

 

華やかでお茶に近いフレーバーを求めている私には当たりではありませんでした。残念。

残りの2種類はエルサルバドルとペルーです。続く。