Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

銅のやかん

気まぐれにbidしたら、誰も本気じゃなかったみたいで、5ポンドで入手。送料込みで10ポンドくらい。

本当に銅製。緑青も出ている。ちょっとへこみがあるのが残念だけど、お湯も沸かせる。真ん中の黒っぽいのは私の影で、実際にはしみはない。

我が家は、年内にInductionに切り替えるため、そのうちやかんとしての使用はできなくなる。

 

手に入れた理由はやかんとしてではなく、銅のじょうろとして使うため。

 

フロントガーデンでちょっと水やりしたいとき、キッチンドアからバックガーデン経由で表に出るのが面倒。室内に置ける、ある程度の量、水が入れられるじょうろがあったらいいなあと思っていた。

 

お金持ちのガーデナーは銅製のツールを使う。じょうろやスコップ、シャワーヘッドなど。イオンが出て植物にいいとか? 本当かどうか知りませんが、確かに銅、使うと気持ちがいい。水を入れた時、お湯が沸く時、さっくりした感触がして、何だかいい心地がするのだ。

 

これに銅のはす口をつけられたら本当に水やりが気持ちいいのでしょうね。

 

しかし欠点も・・

すごく古いお家から来たようで、独特の匂いが抜けない。

軽く磨いたりしたのですが、やかんの中が臭うようで、お湯を沸かしてもなかなか匂いが消えないから、これでお茶やコーヒーを淹れる気にはなりません。

本格的にきれいにする方法もあるけど、何せ古いものなので痛めてしまう可能性もあるのでね・・。

 

銅のアンティークやヴィンテージもeBayにはいっぱいあり、きれいなものは高価だし、入札も多い。銅は鉄と違い、キッチンで使うならまじめに手入れしないといけないから、めんどくさがりの私には向きません。

 

やっぱり鉄瓶最高 笑 もう手放せない。8ポンドで愛着もひとしお(ケチ 笑)

もとの持ち主も喜んでいることでしょう。ちゃんと使っていた形跡があった。

 

madamtortoise.hatenablog.com

温度調整できる専用コーヒーケトルなんて買わなくてよかった。我が家エリアはとりわけハードウォーターなので、数年後にはたぶん性能が落ちてしまう。

そのお金で日本に行ったときに本物の鉄瓶買ってこようかなと考えるのですが、意外と本物のほうが気に入らなかったりして。

 

このくらいのジャンク品で、見て楽しいものが私にはふさわしい。

形もユニークだし、気に入ってます。