Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

モダニスト考

前回の続き

RHS・Planting a Small Garden-simple steps to success を読みつつ、庭のデザインを考えるシリーズ。

 

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自分の好みがはっきりしてスッキリした。

  • ランドスケープ・環境ありきで植物は環境に合わせる
  • 色彩を抑え、形や質感でメリハリをつける

 

それゆえに、過去にも取り上げたこのような庭園が好きだったわけです。

 

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もともとのお屋敷の条件、かつ温暖化へのチャレンジという環境に合わせた植栽。これぞ21世紀の庭園。もとあるものを生かし、生態系にも配慮。ヘッドガーデナーもまだ若くてこれからがすごく楽しみ。

 

 

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これもそうですね~。シティならではのモダンなビル群に囲まれた廃墟、都市の環境に負けないような丈夫で大型の植物を使用。冬もきれいなのだ。

 

 

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整形式のカテゴリーにも入るかと思うが、ここまで徹底するとモダニストといってもいい。花でいっぱいの庭とは真逆。

 

そういえば、「たわわに咲く」という表現が大嫌い(個人の感想)

自分で育てている植物がたくさん花をつければうれしいし、ローズガーデンにも行っているのは棚に上げる 爆

 

「お花でいっぱいの庭」というのが好きじゃないのだな。いえ、見事に花が咲いていればそれは素晴らしいと思うのですが、自分の庭はくつろぐところなので、花はお気に入りのものが少しあればいい。

 

それでバラが好きだというのもおかしなものだが、私の好きなバラは特殊。初期のころはよくわからなかったけど、庭の中で主張しすぎず、周りと調和するタイプ、ぽつぽつ咲くようなバラがいいと考えるようになった。つまり庭園素材として生かせるもの。

 

植物好きとしては、いろんなものを育ててみたいという欲もあり、それが庭がとっ散らかる原因になるけれど、ガーデンデザインとしては、やっぱり今回のような条件に沿って作っていかねばなるまい。

 

次回は作例など。