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英国園芸&珈琲日記

2023年のおしゃれをアップデートする

今年は生活がほぼ通常に戻ってきたこともあって、色々なものを新調した。化粧品、服、バッグ。

 

食料品よりもこうした必需品ではないもののほうが安いのが驚きなのですが・・・なんでも値上がりする2023年において、唯一値下がりし続けているジャンル。プチプラでも品質も悪くない。

 

日本は何でも安いのでいくらでも選択肢があるでしょうが、ちょっと前まではイギリスだと安い=品質が良くない、だった。それが明らかに変わったようだ。

 

服も、確かに高級品と比べれば弱点はあるのですが、どのみち1-2シーズンで交代するのだし・・使い捨て文化に物申す、といっても、ドレスが10ポンドなら買ってしまうではないか。言わなければ値段など誰にもわかりません。

 

化粧品も、開封したら12カ月で期限が切れる。毎日使わないから使い切れないので、これも安いので十分。これまた機能性がはんぱなくアップしてまして、例えばファンデも、非常に薄い付け心地で肌がきれいに見えて、たった7ポンドとか・・買わないほうが損。

 

スキンケアもそう。単一機能に絞って価格を抑えた優れたブランドがたくさんある。

 

ちなみにドラッグストアの実店舗では、リップやマスカラなどのお試しができない店がどんどん増えています。テスターを持って行ってしまう人が多いので、バーコードをスキャンしてオンラインで試す式に切り替わりつつあります。

 

あと、髪も切りました。

英国在住日本人を悩ませる「どこで髪を切るか問題」

 

もうずーっと、こちらのヘアドレッサーには日本人の髪は切れないといわれてきました。何かというとわかめちゃんにされてしまうという・・その理由は、基本的に細い毛で癖のあるのがこちらの人で、直毛で太いアジア人の髪だと、スッキリ見せる技術がない、ということでした。

 

しかし時代は21世紀ですぜ。それも23年も過ぎてます。

地方都市はともかく、ロンドンでの英国人・欧州人は少数派のほうです。どこに行っても通りに何軒もあるヘアサロン、競争も激しいのだから、マルチナショナルな対応ができない店は潰れる。

 

というわけで、近所のヘアサロンで髪切ってみました。全く問題なかったです。これまで行っていたサロンより、値段も考えたらずっと満足できました。何しろ、オンラインですぐに予約が取れて、家から5分。シャンプーやカットもめちゃくちゃ丁寧でした。

 

もし探すとしたら下記がヒントになるかも。

 

  • 地元で長年やっている店で、賞を取ったことがある
  • できたら事前に店をのぞいて、客層を観察。アジア系、アフリカ系などいろんなタイプの人が来ているか。お客さんの身なりが自分が許容できるおしゃれ層か
  • 安すぎる店はダメ。ちなみに私のカットはジュニアスタイリストで45ポンド
  • オンラインで予約できる店にする

 

昔はスタイリスト指名料、チップなど、恐ろしい加算システムがありましたが、それが怖ければオンラインで予約できる店を選ぶといいです(たいていの店は可能なはず)

オンラインだと、そういう追加費用はいっさいありません。コロナ後はカード払いがスタンダードとなり、イギリスのチップの習慣はほぼ100%なくなったと思っていいです。※カードにサービスチャージが加算されます。でもヘアサロンでは加算しないと思う。少なくともこの店ではなかった

 

これで、髪切りたいけど予約取って遠出するのが大変・・とずるずる先延ばしにしていた問題が解消されました。

この店、通勤路にあるので、10年以上の間、朝晩通り過ぎていたんですけどね・・その間、店を改装し、拡張もしているので、良いお店なんでしょう。

 

ヘアサロンはともかく、いろいろな闇があるファーストファッションですが、ここまでのメリットがあるとなると、買わないでいるというのは難しいことです・・。せめて安いからといって不要なものまで買ってしまわないようにするように努めるくらいしか思いつかない。娘とサイズがほぼ変わらないので、お互いに飽きたら交換したり、シェアしたりはしていますがそれも限度があるからなあ・・。