Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

2024年 春カタログコレクション

今年もどっさりと届いた。

グレードアップしたもの、ダウンしたもの、いろいろ。

 

Chiltern Seeds

こちら種専用のナーサリー。写真が毎回とってもきれいです。

 

取り扱う種類もこのリーフレットに掲載されているのはほんの一部。実際は数千くらいあります。リクエストしたら全部掲載されているカタログも送ってくれます。

このくらい種類があると、ネットで見ても何が欲しいのかわかってないと探しきれません。

 

でもねー、種があるからといって必ず栽培できるわけではありません。上級者向けで発芽にテクニックが必要なものも多いし、例えばバラもいろんな品種の種を売っているのですが、親と同じ花が咲く保証あるのかな? あと樹木の種なんかも、理論上は育てることは可能です。しかしレモンと同じで一体成体になるまで何年かかるのやら・・

 

わくわくして、いろんな種を注文したこともあるのですが、手堅く育てるにあたり苗を買ったほうが安上がり&手間いらずのこともあったりして、最近は冷静にカタログを眺めるのみ。

 

 

続いておなじみ、デヴィッド・オースチン

分厚いカタログは、希望者のみに送るようになりました。

 

ギフトセットもあります。

お茶セットに入っている紅茶、BIRCHALLはすごくおいしいです。よく見つけてきたなと思いますね。フォートナム&メイソンは高すぎるし、ウィッタードはしょぼい。意外とイギリスの紅茶ブランドで、良質でイメージが固まっていない会社って少ない。

 

 

簡易版パンフレットも。あれ、春も15%オフってあったんだ。裸苗予約の秋だけと思っていたけど・・

 

 

クレア・オースチン

デヴィッド・オースチンの娘でピオニーと宿根草スペシャリスト

 

ここのカタログは保存しています。

日陰向き、狭い場所向き、粘土質の土向き、など、ガーデナーが苦労するエリアに向いている宿根草をまとめてあるのですごく役に立つ。

 

Mr.Fothergill's

 

ここの種は、日本でも売られていたかと思います。

古くからあるイギリスの大手の会社です。サカタのタネみたいな感じかな? 苗もありますがやはりメインは種ですね。ガーデンセンターやスーパーなどでもここの種は買えます。直接サイドから買うと種がおまけになったり、半額になったりすることがあって、時々買っています。

 

やっぱり珍種よりこなれた品種のほうが安定していて良かったりして・・要は使い方次第だと思うようになりました。

 

 

サラ・レイヴン

ずいぶん値上がりしたな~。そして扱う品種もだいぶ減ってきた気がします。カタログも薄くなった。それでもこのカタログ、本当にきれいです。イギリスの園芸会社でこんなにファンシーなのは、デヴィッド・オースチンとサラ・レイヴンくらいのものだと思う(マイナーな独立系ナーサリーは除く)。こんな風に花が咲いてくれたらうれしいですけどね・・。

 

紙ベースのカタログを送ってくるところは少なくなりました。

私も特にリクエストしているわけではない。いずれゴミになることを考えるともらわなくても良い。

ただネットよりも紙のほうが一覧性には優れています。こんなのあったんだ、という発見はあります。

 

 

我が家の今年の種まきは・・あいかわらず変化が目に見えないベルガモット、今日やっと、先端がほんの少しだけ開いてきました。

コーヒー豆は寝たきりです。ガラスの瓶のふたをはずすとコーヒー豆の匂いがします。腐っていたりしないだろうか・・汗