Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

不定芽問題

このエリアで一番早く咲くご近所さんの黄色のバラ、今日まぬ犬の散歩で通りがかったらどんどん開花中だった。最速記録。うちもこの調子だと今月中旬ごろから咲き始めるだろう。

 

去年植えて音沙汰なかったゲウム、トータリー・タンジェリンの花

 

ぎゃー可愛い!!

去年の5月に植えてから、葉が茂るばかりで、しかもこの葉、その辺に生えている雑草そっくりで魅力が感じられず、冷たい眼で見守っていました。

いやいや・・さすがチェルシーフラワーショーの常連。かわいすぎる。マイタイもほしい。もう植えるところないけどな・・

 

匂いアイリスに花芽が上がってきた。今年は3本だ! (写真では2本しか見えてない)

その隣も花芽ができてもよさそうなものだが・・ 

バックガーデンの株は、最近2回も移植しちゃったので今年は無理だろう。葉が茂る時期は背景の植物として使用し、他に気になる植物が出てきたら入れ替えてもいいかと思っている。無限に増えることが分かったからそんな風にも使える。

 

シャクヤクシャーリーテンプルも、芽が出たと思ったらあっというまにつぼみステージに到達した。

まさか4月下旬に咲いてしまうとかあるのか。

だがこちら、コーラルチャームは今年もダメだ。花芽がない。

葉のきれいさは特級。うちに来てから1年ほどなので、まだ開花はしないほうがいいらしい。2025年こそは・・

 

どんどん蕾がついていくバラのうちで完全に出遅れているのがヘリテージと、トーマス・A・ベケットベケット氏どうした? 結構早くから咲く株なのに・・

 

そこでもう一度この本を読みなおしてみた。

日本語の本でバラの育て方、というとこの本が一番良い気がする。

 

 

必要なことが十分に書いてある。最近は温暖化環境についてアップデートした本も出たそうだ。

 

ヘリテージに関しては芽が縮れる現象があって、この本によると寒さに当たったからではとなっていたが・・

 

いや違う。不定芽とな・・? 

普段出てくるところ以外からも芽がどんどん出て出すぎになり、結局育たない現象。問題は剪定にあるという。

ちゃんと書いてあったんですね。何度も読んでいるのに現象と説明が頭の中で結びついていない。そういえばこの2本、冬剪定をほとんどしていない。芽欠きをすればよかったのだがそれもやっていない。

 

あとベケット氏は肥料のやりすぎかも。

イングリッシュローズのシュラブ系はほぼ剪定はいらないと理解していましたが、例外もあるってことか・・。

 

もうひとつ。

アルベルティーヌだと思っていたこちらのバラですが・・これってつるバラじゃないのでは・・?

木に絡ませるつもりで根元に植えたものの、そんなに伸びないんですよ。枝数はすごく出てよく茂るのだけど。

 

親株のいる義妹宅では、ヘッジに紛れて育っており、1本だけシュートが2階に達するまで伸びていたので、クライマーだと思っていました。日照を求めての努力の結果だったのかもしれない。

つるからシュラブに変化する可能性もゼロではない(枝替わり)。つるでないほうが育てやすいからこのままでお願いしたい。

 

 

アプリコット・フォックスと色がのってきたクイーンオブナイト。

晴天に外で見ると赤・黄色が見えるのに、室内・逆光から見るとアプリコット色に見える。色彩って不思議。

 

ブルーベリーもつぼみがついてきた。

 

ヒューケレラ・スプリングシンフォニーも花盛り。

 

天候が悪く、なかなかちゃんと世話する時間が取れないから我が家も含めて今年は樹木などの剪定ができておらず、ぼさぼさな庭が多いな。頑張って手入れしないとね。