これからBrexitでおそらくあらゆるものの値段が上がると思われるので、作れるものはできるだけ作ってみようと思い立ちました。
納豆は、こちらで買ってもそれほど高くはないのですが(4パックで1.6ポンド)、納豆のたれやからし、プラスチックのケースがいつもゴミになるのでそれを差し引けばもっと安くなるのではないかと。それにもちろん、自分で作ったほうが余計なものが入っていないしいいに決まっている。
昔1度作ってみたら、アンモニア臭がして全部捨ててしまったことがあり、あきらめていたのだが、Lakelandのヨーグルトメーカーと、圧力鍋でかんたんにできると聞いてやってみた。
これおすすめ。値段は30ポンドほどで、20度から60度まで、保温も24時間可能。マニュアルをよーく読んでも何度まで保温できるのか、時間は、とか書いていないのですができます。50度の保温ができるなら、甘酒も簡単!
私はついでにスペアのカップの7個セットも買いました。
唯一の欠点は、この容器がディッシュウォッシャーにかけられないこと。
多分大丈夫なんじゃないかとは思うのですが・・ガラス製だし・・それで消毒をどうするか。まあ鍋で熱湯につけるのが一番簡単かなと思いますが、今回は哺乳瓶の消毒用タブレットを使用。ブランドものではなく、スーパーで売っている安いやつです。
またヨーグルトメーカー本体のふたや内部も念のため消毒したほうがいいと思いますが、これはアルコールでふくか、家庭用の消毒用スプレーを使えばいいでしょう。
たとえばこれ。においがついていないものを使うべし。
あとヨーグルティアと違い水を入れる必要はありませんが、余熱に1時間ほどかかるので、豆を蒸し始めるのと同時かそれより少し前にスイッチを入れ必要な温度にセットしておくことが必要です。40度で1時間が目安なので50度だったらもう少しかかるかもしれません。温度計で計ったほうがいいんでしょうね。
圧力鍋は何でもいいのですが、圧力鍋専用の蒸し器が必要。20㎝直径のものが1つあれば250グラムの大豆を蒸すことができます。
さて納豆の種、納豆菌は、わざわざそのために市販の納豆を買ったり、納豆菌を購入しなくてもミントか玄米でできます。
ミントはなんとなく納豆に入れるのはにおいがマッチしない気がしたので、玄米を使用。
玄米を使用した納豆菌の作り方はこちら。
玄米で簡単に納豆が作れる?! 「玄米納豆」 | 丸ごと小泉武夫 食マガジン
これだけは24時間+かかるので、時間を逆算して準備しておく必要あり。
今回250グラムの大豆に対し、小さじ1.5の玄米で作りましたが糸を引きすぎるくらいの納豆ができました。
で、Lakelandのヨーグルトメーカーを使用しての納豆の作り方はこちら。
大豆の給水時間が少し足りなかったのか、やや硬めの納豆になりました。
1時間じゃなくて1時間20分くらい蒸してもよかったのかも。豆の状態を見つつ判断する必要があります。
また温度は40度で、24時間保温でやってみました。
作ってすぐは、ちょっと刺激的なあと口があります。納豆は3日は寝かしたほうがおいしいということなので、多分冷蔵庫に入れておけば消えるかな。
今回24時間で設定しましたが、20時間くらいでもいいのかもしれません。とにかく糸引きが強烈。
木曜日の夜から大豆を吸水させ、金曜日の朝に玄米溶液を作り、土曜の朝に仕込めば日曜日の朝にはできあがり、というサイクルになるので、これで1週間回せば毎日、おいしい納豆が食べられるなあ。
リンク先を見てもらえばわかるとおり、ほっておく時間が長いので、実際の作業時間はそれほどありません。圧力鍋を使って蒸せば1時間程度で終わるので、その間キッチンの掃除でもすればよいww
コスト的には、38ポンドの初期費用、オーガニック大豆が1キロ3.5ポンド、玄米はその辺で売っているもので3ポンドくらい(500グラム)。大豆はまとめ買いすればもっと安くなる。初期費用を回収してしまえばあとはやっぱり冷凍の納豆を買うよりずっと安いですね。ランニングコストとしては電気代、これがいくらになるのか調べられるかな?