Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

新しい趣味発見? 

今年のクリスマスは盛り上がらない。

何しろ、プレゼントが届かない。ポストオフィスや鉄道などのストで遅延に次ぐ遅延。今年はクリスマスカードも出すのをやめることに。いつ着くのかわかったものではない。

 

それでもこの時期のクリスマスライト、やっぱりいいものです。

 

 

 

暖かくなったのはいいがお天気がぱっとしません。

外を歩いてみると霜の被害が結構あって、溶けかかっている植物があちらこちらに。

うちの庭も例外ではなく、ツルバキア・シルバーレースや、ユーフォルビア・ファイヤーグロー、ルリマツリモドキがどうやらお亡くなりになった模様・・。がっくり。

冬休みのガーデニング、真っ先にやりたかったことは道具類のメンテナンス。

こちらへ行ってきた。

 

日本直輸入の高級園芸道具や刃物を扱っているお店。日本人の店員さんが親切にいろんな剪定ばさみを見せてくれました。

 

最高級品は275ポンド・・ 手に吸い付くようで金属製とは思えない感触と仕上がり。これを持ってしまうとほかのものは持てない感じです。

モンティ・ドンが使用しているモデルも。柄がくるみの木で、シルバーが美しい。175ポンド。

お店で買った商品に関しては、15ポンドで研いでくれるそうです。日常的に使える道具もあって、12ポンドくらいからのものもある。売れ筋は70ポンド台の製品とか。

いずれは道具をアップグレードしたいので、参考までにいろいろ持たせてもらった。

 

私が日常的に使うのは、こちらではsnipと呼ばれる芽切りばさみで、1年くらいで使い過ぎでダメになるから、もっと長持ちするちゃんとしたものを買ってもいいかも。

 

今回の私のお目当ては、砥石。

剪定ばさみなど小さなツールを研ぐのに非常にやりやすい形&サイズで、値段は高めですが使ってみてそれだけのことはあるなと思いました。

 

高い剪定ばさみを買うより砥石に投資したほうが、安い道具でもスパッと切れるようになるので効果が高い。そもそも手入れできないのに高い道具を持っても意味がない。

 

本格的な研ぎになると、天然砥石とか、砥石も高級品がいろいろあるし、安いもので研いでは、高級刃物が泣いてしまう。日本に行くことがあったらお目当てのものを買ってこようと思っております。

 

Niwakiでは、剪定ばさみ1つでもいろんな種類があって、目移りしてしまいます。普段使いできるものもあるし、自分が何をしたいかをもらったカタログ見ながらじっくり考えて、機会があれば1つお試しに買ってみたいと思います。

 

 

さっそく買ってきた砥石で、剪定ばさみ、スニップ、はさみ、ナイフ、両手剪定ばさみ2本を研いでみた。

 

いや、ビックリ。もっと刃を付けてもよかったのかもしれないとは思いつつ、どれもこれもスパーンと切れる! しかも、ぱちーんといい音! 

 

しかも研ぐ作業自体が楽しい。ピカピカになるし、集中するので気持ちもスッキリする。

 

写真の剪定ばさみは、夫がHomebaseあたりで買ってきたもので大した代物ではない。メーカーも不明。

 

そこそこ使えて、雨ざらしにしてもさびないし(ダメですww)15年ほど使ってきた割には丈夫。さすがに切れ味が悪くなってきたところ、今回で見事によみがえった。

 

ついでにシャベルやつるはし、フォークやお高いスネバウアーのスコップなど、すべてのツールの汚れを落とし、みんなきれいになって気持ちいい。

 

しかし切れすぎる刃物も怖い。Niwakiを出て、しばらくしてなんだか変だな、と思ったら、人差し指の爪の下が切れていた。スパッといっていたので、出血するのも時間がかかった。どこでどう切れたのか全く覚えがない。切れる道具は、革のケースを用意するなど、持ち主もちゃんとしていないといけないのだな・・。

 

生まれ変わったツールを使って、バラの剪定もあっというまに終了。

よく切れるので楽しすぎて、名刀持ったら人殺ししたくなる・・なんだろうな、と思ったり 爆

 

なんと、クリムゾングローリーにつぼみがついていた。今は咲かせられないので取ってしまいました。思ったより弱い品種ではないのかも。

 

今回は結構深めに切った。次は誘引に移ります。