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英国園芸&珈琲日記

イースターを告げる花

イースターと花が咲く時期が一致するという。それがオキナグサ Pasque Flower

Pasque はイースターの意。ネイティブプランツですが、野生種はほとんど見ることができない。

 

ちなみにイースターは毎年日にちが異なるのですが、開花がちゃんとあっているのが不思議。

ここの家のオキナグサがあまりにきれいなもので、我が家にも去年植えた。うちのは成長途中のせいか、つぼみはたくさんついていますがまだ開花していない。

 

イースターの花といえばスイセンです。大体イースターより前に咲き始めることが多いかな。

 

あと、クリスマスローズと言っているが本当のクリスマスローズはヘレボラス・ニゲラのことで、開花時期がクリスマスの直前になる。

それ以外は単にヘレボラス、またはLenten Roseといい、これはイースターの前のレントの時に開花するから。今やレントといっても、こちらでもパンケーキ食べる日くらいしか認識されていないのだけど・・ 笑

 

この手のグリーン系のヘレボラスが我が家にもほしい。

しかし光のあたり加減を考えると難しい。日当たりが良いところだと、同化してしまって葉っぱにしか見えない 笑 少し暗いところで見るのがいいのですね。

 

バックガーデンの東側に植えるといいのでしょうが、それにはまず、古くなったフェンスを交換してからで、それは夫に言わせると優先順位が低いそうなので、あと数年は手をつけられそうにない。環境が整うまでは人のお庭で楽しませてもらうことにする。

 

今日は春の嵐。久しぶりに時速40マイルの強風で、せっかくの植物たちが折れるのではとひやひやした。しかもあられも降ったし・・ 鉢は避難させておいたので無事。

 

我が家のチューリップもそろそろ見ごろを過ぎました。ベルエポックは、数年花を咲かせるらしいので、掘り上げて秋に桜の根元あたりに植えてみることに。

 

紛れ込んで咲いた古いヒアシンス。もともとこんな濃い色ではなかった。写真だとよくわからないか。。地植えにすると力が出るのだろうな。ヒアシンスも掘り上げないと、だんだん退化してブルーベルみたいになってしまいます。

タリアはどうしましょうね。

茎が細いので倒れがちだし、カットしても匂いがきついので室内に飾ることもできない。同じ白でももっといいスイセンはあるので、やっぱり抜いてしまおうか・・あと1年だけ様子を見るか・・。どんな植物でもいざ処分となると、なかなか思い切れない。

 

さて、次は何が咲くでしょうか。

真っ白で大きな花が素敵な桜。太白かな?

日本のようにソメイヨシノにこだわりがないせいか、この国にはいろんな品種の桜が植えられていて、どれも素敵です。