年末年始は多雨と高温、10度を超えることもあったりして、植物の芽吹きが早い。
1月1日から3日までの雨量で、UKの1月の平均雨量にすでに達したとのこと、水害によわい英国、各地で洪水です。我が家の庭、特にバックガーデンは芝生に足を踏み入れるとぬかるみで足が沈む。
この国には治水技術があまりありません。日本とは降雨量が違いすぎたので、今まで考える必要がなかったのでしょうが今後はそうはいかない。
日がたくさん当たるフロントガーデンでは早春の球根類はすべて芽が出て、ヒアシンスもつぼみが見えてきた。
去年とてもきれいだったチューリップ、ベルエポックを一応埋めておいたのも発芽した。チューリップの発芽は早くても1月下旬からなのでちょっと早すぎるなあ。大きなタブに植えた新しいチューリップの球根はまだ一つも発芽していない。
あまり暖かいのでカンナも発芽しているのですよ・・本当の春が来るまでに枯れてしまうだろうけど。
ここまで水分が多いと根腐れするんじゃないかとそちらのほうが不安である。
オキナグサもびっくりしているようで、半分枯れかけてきた。それはそうだろう。イースター頃の気温の割には日照が短いし、どうしたらいいかわからないのでは?
芽出し肥も早いところ片づけてしまったほうがいいかもしれないと思いつつ・・雨のせいでなかなかタイミングがつかめない。フロントガーデンは日当たりがいいのでバラも芽吹きがさかんである。
ヘレボラス・ニゲラを去年2つに株分けして鉢からバックガーデンに植えて、1つは葉っぱだけ、もう1つは一応白い花が1つだけ咲いた。
このニゲラ、我が家に来てから3年くらいたつが、だんだん調子を落としていっている。理由はよくわからない。自力で頑張っていただくことにする。
去年の新入り、ヘレボラス・アーグチフォリウスのほうは元気で、花芽も現れ、芽もどんどん増えている。やっぱり栄養豊かなバラの根元にいるのがいいのかな?
我が家で現在、最も高価な植物、ゴールドのスノードロップはまだ冬眠中・・これが枯れてしまったらかなりショック。地中を掘り返してみたいという気持ちと戦っております。
英国著名ガーデナーたちの2024年新年の誓い
水資源の活用、野生動物の保護、ナメクジと友達になる、総合的な環境保全に配慮した進化する庭づくり、など、100%環境問題に関するコメントになっていま・・1名を除く。
切り花向けのファームを経営している人で、樹木を切り花にしていこうということを書いていて、間違ったことを言っているわけでは全くないのだが。
切り花を作るのに農薬まみれではいけないので、きっと環境保全対策はやっているのだと思いますけれども・・ちょっと気まずい 笑 でもこういう言いたいこと言う人、必要です。
ちなみに、ナメクジとは友達になれると思うが憎いのはカタツムリのほうですよ。足が速く、結構高いところまで登るため、植物がボロボロになる。見つけ次第引きはがして投げ飛ばしているのですが、たぶん意味ない 爆 記事にある通り、ホスタの栽培はやめることにしたし、被害が庭主のストレスになるような植物は置くのをやめました。
さて今年の庭はどんなふうになりますやら。
新しい植物の導入をしないので、基本は去年の再現となりますね。その上での移動や廃止などを検討しています。
ファンタンラトゥールの誘引
もう少し枝を抜いても良かったのかもしれない。奥に誘引すると全く見えなくなるので、できるだけ手前に出すように心がけた。
これ以上左右には伸ばせないので、花が終わったらカット(忘れないように)