娘の誕生日のリクエストでアップルクランブルを作った。
あまりに簡単なお菓子なので、少し手間をかけたことをやろうとカスタードクリームは有元葉子のレシピ本を見てその通りに作ってみた。
卵黄を1個ずつ入れていくのがちょっとめんどうだったりするが、20分くらいで完成。
手順を踏んで作ればだまにならないし、とてもなめらか。
これが・・うっとりするおいしさ。英国人の夫や娘は温めて食べていたが、冷やしたほうがおいしいと思うな~。
さらにこれに泡立てた生クリームをあわせたら無限に食べられるだろうなあ・・危険。
母の日に自分用にダブルクリームのパイを作ろうかな。英国風のどっしりしたパイではなくて、もちろんクラストのパイね。こう書いているだけで食べたくなってきた・・
このクリームをシルバースプーンですくって食べる。
光の加減で銅色ですが、実際は銀色。
有田焼のV60を最近買ったところ、プラスチックのV60に比べて重く、熱くなるのでswirlがうまくできない。
商用カフェではこれまでかき混ぜ用として竹の棒を使っていたのですが、使い捨てだから・・ということで最近はできるだけ使わない方向にあります。
秘蔵のシルバーのスプーンを出してきた。ここで普段のステンレスのスプーンを使ったのでは、コーヒー用品のあれこれの素材を変えた意味がない。
もともとは義母の持っていたディナーセットで、レードルやサーバースプーンまで含めた大規模なもの。巨大な木の箱に入ったまま、我が家でも使う機会がなく眠っておりました。
コーヒーの風味への影響は正直不明ですが、シルバーのスプーンを口に入れると当たりが柔らかい。特に繊細なクリームなどのお菓子はシルバースプーンで食べると引き立つ感じがする。気のせいかもしれないが、それでもいいじゃないですか。
英国の洗礼式や赤ちゃんのお食い初め的な機会には、シルバーの食器やスプーンを贈る習慣がありますけど、確かに赤ちゃんの口にも優しい素材です。
せっかくだから3月の母の日に、自分の好きな料理を作って花を飾り、シルバーのカトラリーを使ってみようか。花が自分の庭から摘んできたものだったらさらに素敵ですね。その頃我が家で咲く花というとチューリップくらいしかなさそうです。