Tortoise Bar

英国園芸&珈琲日記

自然栽培のコーヒー

PLOTから前回買ったもの

これは強烈。ICONシリーズに入っていてもおかしくない。

豆はヨックモックのシガールの香りがするのです。バターとチョコレート。

そして淹れるとみその匂い。発酵させているのでそうなるのでしょう。

お酒でいうと70度くらいあるような、濃厚なチョコレートとフルーツの風味。

 

私は気に入りましたが、好みがわかれるところだと思います。毎日気軽に飲むタイプではなく、夕食後にお酒の代わりに飲むといいのかもしれない。

PLOTはこの作り手から定期的に豆を買っているので、次のシーズンにも手に入れるつもり。

 

そしてもうひとつ。久しぶりにHASBEAN

完全自然栽培で作られたMEXICOのコーヒー、農薬不使用はもちろん、通常はコーヒー畑として単品の栽培をするのですが、家畜や他の農作物との混栽。地面をニワトリやロバが走り回っていたりするのでしょう。ごく少量しか収穫できないため高額です。125グラムで16ポンド。PLOTのICONより高い。

 

普段はこんなに高いコーヒー買えないのですが、ディスカウントコードを使って思い切って買ってみました。

 

 

これは良いです。最初のPLOTのコーヒーが濃厚でやや攻撃的なのに比べ、独特の発酵風味と、何とも言えないフルーツ(特にストロベリー)の味わいがあって、全体的に丸くて甘いです。個性的なのだけどすっきりとしている。

 

栽培の仕方次第でこんなコーヒーができるのか・・

 

農薬も使わず、干渉は最低限となると、栽培環境が落ち着くまでは虫や病気にやられまくりのはず。そして出来上がっても選抜して実際に出荷できる豆はごくわずかでしょう。

 

考えてしまいますね。うちの庭の花たちにも栽培次第でもっと違う可能性があるのでは? 

 

HASBEANは、クレバーコーヒードリッパーの部品(底にはめるシリコンのリングとキャップ)を扱っている数少ないお店で、うちのドリッパーがなんとなく味が落ちてきたため、久しぶりに買い物してみました。

 

交換のため中を開けてみると、シリコンのパーツ自体の劣化はそれほどでもなく、それよりも内部にカルシウムがたまっていてかなり汚れていました 汗

 

クレバードリッパーは構成上、水が抜けにくくなっているのでしっかり乾かさないと、硬水が中に残って味が落ちていくことがこれでわかりました。

 

数カ月に1回は中をあけて、様子を確認したほうがいいみたいです。

開けるときは、こちらの動画を参考にして内側からペンで押すと簡単に外れます。

www.youtube.com

 

湿漬式ドリッパーとして、このほかにハリオが出したスイッチという製品があります。

 

 

こちらはステンレスのボールでお湯の量をコントロールするようになっています。お手入れはこちらのほうが簡単そうだし、パーツの劣化もない。でもステンレスはできるだけコーヒー淹れるときには排除したいので買うことはないかな。

 

湿漬式のドリップは、もっとも簡単でかつおいしいコーヒーを淹れる方法なのですが、抽出しすぎになりやすく、浅煎り・華やか系コーヒーだったらV60のほうが良いようです。味がぼんやりしている感じの豆があったら湿漬式が向いています。

 

凝りだすときりがないので、ドリッパーはこのくらいにして、いつの日にかミルのレベルを上げてみたいです。宝くじがあたったら 笑